2010年4月6日火曜日

十河良寿の花の紹介 2

今日も花の紹介です。
今日も珍しい花の紹介ですがどちらかといえば
名前が珍しい花の紹介です。
その名も「なんじゃもんじゃ」です。
では、どうぞ。

開花時期は、4/20頃~ 5/10頃。
プロペラ型の白い花。すぐ散ってしまう。
明治時代、東京の青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いに
このなんじゃもんじゃがあり、名前がわからなかったので
「何の木じゃ?」とか呼ばれているうちに
いつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という
変わった名前になってしまった。

「なんじゃもんじゃの木」という名前の木はいろいろあり、
「くすのき」「あぶらちゃん」「かつら」等に「なんじゃもんじゃの木」の
名前がつけられている(関東地方で多いらしい)。
千葉県神崎町の「神埼(こうざき)神社」(利根川沿いにある)にある
くすのきは、水戸黄門が自ら「なんじゃもんじゃ」と言った、
との伝承もあるそうです。
ただし、一般的によく知られているのは上記青山練兵場に
植えてあったのと同じ、「一葉(ひとつば)たご」と呼ぶ種類。
(「たご」は「とねりこ」という木の方言名。
「とねりこ」が羽状複葉であるのに対してこちらが単葉であることから名づけられた)
由来がそのままのなんじゃもんじゃですね。
なんて適当な名前の付け方を・・・

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